Grid を追加する

この手順は 2026年9月の画面です。画面が変わっている場合は、ダッシュボードの表示を優先してください。

Grid は、あなたの VPN ネットワークの出入り口になる機器です。自宅と実家、自宅と会社のように、場所ごとに Grid を置けます。このガイドでは、Grid をダッシュボードから登録する 3 つの方法と、その選び方を説明します。

1 台目の Grid は、ダッシュボードの「Grid の設定」の枠から登録します。2 台目以降は、同じ枠の中の「Grid を追加する」から登録します。どちらも、選べる方法と手順は同じです。

追加すると何が変わるか

Grid を追加すると、「Grid の設定」の一覧に Grid が並びます。インターネットへの出口にするのは、そのうちの 1 台です。どの Grid を出口にするかは、登録したあとで一覧から選べます。

Grid を追加したあとの構成 端末は VPN ネットワークにつながり、一覧に並んだ Grid のうち出口に選んだ 1 台からインターネットへ出る。追加した Grid は、一覧から出口に選べる。 あなたの VPN ネットワーク Grid 1(自宅) 出口に選んだ Grid Grid 2(追加) 一覧から出口に選べる スマホ・PC インターネット
追加した Grid は一覧に並び、出口に選べるようになる

方法を選ぶ

Grid にする機器に合わせて、3 つの方法から 1 つを選びます。

方法 向いている機器 ダッシュボードの枠
Linux のインストールコマンド apt と systemd を使う Linux の機械(Ubuntu など) 「インストールコマンドを生成する」のボタンがある枠
Docker 版 Docker がインストールされたネイティブ Linux ホスト(NAS・各種 Linux 等)や、据え置きの Windows・Mac の Docker Desktop(条件つき) 「Docker で導入する場合(NAS・Linux・Windows / Mac の Docker Desktop)」
仮想アプライアンス (ISO) 自前の VM(Proxmox / VMware 等)や MiniPC 「仮想アプライアンス (ISO) で構築」

Docker 版は、Windows(WSL 2 を使う Docker Desktop)・macOS の Docker Desktop でも動かせます。次の条件で使ってください。

  • 据え置きの機械(Mac mini・iMac・Mac Studio、デスクトップの Windows PC など)で使う。ノート PC(MacBook など持ち歩くもの)は対象外です。
  • ログインしたときに Docker Desktop が自動で起動するようにする。
  • スリープしない設定にする。

再起動(OS の更新・停電など)の後は、一度ログインするまで Grid は動きません。

始める前に

  • Grid にする機器を、自宅のルーターの LAN につないでおきます。
  • Grid には名前を付けておくと、一覧で見分けやすくなります。名前は英小文字・数字・ハイフンで付けます(例: parents-house)。

手順 A:Linux のインストールコマンド

  1. ダッシュボードにログインし、「Grid の設定」の枠を開きます。2 台目以降は、枠の中の「Grid を追加する」を使います。

    スクリーンショット(差し替え予定)(画像:ダッシュボードの「Grid を追加する」の枠)
  2. 「Grid の名前(任意)」に名前を入れます。入れなければ、欄に「未入力なら …」と薄く表示されている名前が使われます。

  3. 「インストールコマンドを生成する」を押します。

  4. 「以下のコマンドを Grid デバイスで実行してください:」の下に表示されたコマンドを、Grid にする機器で実行します。

    スクリーンショット(差し替え予定)(画像:生成されたインストールコマンドの表示。コマンドの中身はぼかす)

    生成されたコマンドには、あなたの Grid を登録するための情報が含まれます。他人に見せたり、チャットや SNS に貼ったりしないでください。

  5. ダッシュボードに「Grid の接続を待っています… (5秒ごとに確認中)」と表示されます。Grid がつながるまで、画面を開いたまま待ちます。

手順 B:Docker 版

  1. 「Docker で導入する場合(NAS・Linux・Windows / Mac の Docker Desktop)」の枠で、「シリアル番号を発番してコマンドを生成」を押します。

  2. 「シリアル番号:」が表示されたことを確かめます。

  3. 「自宅 LAN のサブネット (CIDR)」に、Grid を置く自宅 LAN のサブネットを CIDR の形で入れます。

    入れたサブネットは、LAN ACL の宛先(Grid LAN)として登録されます。

  4. 「docker run コマンドをコピー」を押します。

    スクリーンショット(差し替え予定)(画像:Docker 版の枠。シリアル番号とコマンドの中身はぼかす)
  5. コピーしたコマンドを、Docker が動く機械(Linux のホスト、または Windows・Mac の Docker Desktop)で実行します。

シリアル番号と docker run のコマンドは、他人に見せないでください。

手順 C:仮想アプライアンス (ISO)

  1. 「仮想アプライアンス (ISO) で構築」の枠で、「仮想アプライアンス版のセットアップへ →」を押します。「仮想アプライアンスのセットアップ」のページが開きます。

  2. 「アプライアンスイメージをダウンロード(約2.9GB)」を押して、ISO をダウンロードします。

  3. 仮想マシンでは、ISO を CD-ROM として割り当てて起動します。実機(MiniPC など)では、ISO を USB メモリに書き込み、USB から起動します。インストールは自動で進み、終わると再起動します。

    実機の場合は PC 全体が専用のアプライアンスになります。既存の OS やデータを残したまま併用する構成ではないため、初期化してよい PC をお使いください。インストールが終わって再起動したら、USB を抜いてください。

  4. 機器を自宅ルーターの LAN につなぎます。仮想マシンでは、ネットワークを「ブリッジアダプター」にします。

  5. セットアップのページに戻り、「Grid の名前」に名前を入れます。

  6. 「アクティベーショントークンを発行」を押します。

  7. 表示されたトークンの横の「コピー」を押します。

    スクリーンショット(差し替え予定)(画像:アクティベーショントークンの発行の枠。トークンはぼかす)
  8. 機器のコンソールに「Please enter your Node Token:」と表示されたら、トークンを入力します。登録が終わると、コンソールに接続できたことが表示されます。

トークンは 1 時間有効・1 回限りです。期限が切れたときは、もう一度「アクティベーショントークンを発行」を押します。

追加できたかを確かめる

  • 1 台目の Grid は、「Grid の設定」の枠の右上の表示が「Pending」から「Active」に変われば、つながっています。
  • 2 台目以降は、「Grid の設定」の一覧に、追加した Grid の名前が表示されます。名前の右の表示が「Pending」から「Active」に変われば、つながっています。
スクリーンショット(差し替え予定)(画像:一覧に追加した Grid が表示された状態)

出口を切り替えるには

追加しただけでは、出口は変わりません。出口にする Grid は、一覧から選びます。手順は「インターネットの出口を切り替える」で説明します。